「和食」の再興が我々の心臓を守ってくれる!?

心臓という奇跡の臓器

心臓は我々がこの世に生れてからこの世を去るまでただの一瞬たりとも止まることなく働いています。体の隅々にまで血液を送り込み、組織に酸素や栄養素を供給し続けてくれています。握りこぶし一つ程度の大きさながら、なくてはならない重要な臓器です。機械でも企業組織でも最も重要な中心は「心臓部」と呼ばれますね。この機械の心臓部は・・とか、わが社の心臓部である部署は・・・等々。「肝心要(かん・じん・かなめ)」のまさにかなめとなる臓器です。

いったい心臓病とは?

「心臓病」といっても漠然としていて詳細がつかめませんね。もう少し詳しく見ていきましょう。まず先天性心疾患があります。生まれつき心臓に何らかの障害を持っていることです。心臓は2心房2心室といって4つの部屋からできています。全身に向かうきれいな血液と全身から戻ってくる汚れた血液が、混じることなく運ばれるのは、この部屋の働きにより成り立っています。生まれつき心臓の壁に穴があいている場合を心房中隔欠損、心室中隔欠損と呼びます。血液が逆流し、きれいな血液と汚れた血液が混じってしまいます。また昨今の生活習慣から重篤な症状を生み出す事も多くあります。塩分の取りすぎが原因となる高血圧は、古くからの日本の食文化が一因です。食の欧米化は脂肪分の豊富なメニューを我々に提供しました。これらは動脈硬化の大きな原因です。高血圧や動脈硬化は心臓病の基盤となりえます。

全ては生活習慣!過去の知恵に学ぶ

喫煙や運動不足、ストレスなども心臓に大きな負担をかける要因です。我々は日々心臓にこぶしを振り上げ生活していることを正しく知りましょう。生活習慣の見直しは、誰にでもできる予防です。「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたのは記憶に新しいところですね。青魚や野菜を中心としたバランスの良い、素材を生かしたシンプルな食事はやや時代遅れに感じるかもしれません。しかし我々が手放してしまった習慣を諸外国が再び掘り起こしてくれたのです。我々の祖先は健康でいるために必要なことを知識ではなく知恵で知っていたのですね。

僧帽弁閉鎖不全症は、左心房と左心室の間にある弁がうまく閉じなくなって、血液が逆流してしまう病気です。